“移動解禁”追い風に!個性派キャンプ登場
都道府県をまたぐ移動の自粛が緩和されキャンプ場への客足が回復してきています。趣向を凝らしたユニークなキャンプも登場しています。
埼玉県飯能市にあるこちらのキャンプ場。今月オープンしたばかりです。こちらのキャンプ場では今人気のある体験ができるといいます!
それは…「テントサウナ」です。室内の温度は80~90℃に。予約すれば3時間貸し切れるといいます。他にもフィンランド式の五右衛門風呂が体験できるということです。週末には予約でいっぱいになるというこちらのキャンプ場。全部で11ある区画はすべてウッドデッキとなっています。
通常はペグと呼ばれるくいを打ち込みテントを固定しますが…。
喜多川キャンピングベース、合田忠功支配人「ここではウッドデッキにある程度一定の隙間をあけております。ペグが入りやすいという隙間を」
隙間にオリジナルのペグを入れて、ねじを回すだけでテントを簡単に固定できるといいます。
合田忠功支配人「本当に女性でも力がいらないので、比較的楽に設営できるかと」
このキャンプ場ではさらに多くの人が利用できるよう、今年の秋頃を目標に区画数を30に増やす予定だといいます。
千葉県市原市。たくさんの竹が生い茂る竹林の中にかわいらしい建物が並ぶ様子も…千葉県市原市にオープンしたグランピング施設です。自然豊かな場所に3つの宿泊施設。特徴はこれだけではありません。
なんと動物園が隣接しているのです。国内最多のぞうを飼育する「市原ぞうの国」の姉妹園であるこちらの動物園。キリンやカピバラなど動物たちと直接ふれあえるとして人気だということですが、グランピング利用者も動物たちとのふれあいが体験できるといいます。さらに、テラス席では間近でキリンを見ながら朝食をとることができて…キリンにえさやりをすることもできるそうです。
ザ・バンブーフォレスト、川俣雅明マネージャー「実際に間近に来てみるとまつげが長くてつぶらな瞳。すごく愛くるしい顔をしている見たところホッとするとか、非常に貴重な体験をさせてもらったという声をいただいております」
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一方で、こんなキャンプ場も…島根県雲南市では、建物内にテントが。そう、屋内型のキャンプ場です。
Easy Go Japan、永瀬敬三代表「(通常キャンプは)天気に左右されやすい、そこが屋内型であれば、ある程度カバーできるかなと、虫を気にされる方が多いので」
予約は1日1組限定。問い合わせも徐々に増えてきているといいます。
永瀬敬三代表「最初にいろんな準備とか、テント立てたりとかしなくていいので、キャンプ経験がないような方でも安心して楽しんでいただける」
バーベキューはもちろん、本格的なピザも楽しめるということです。
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キャンプ場が続々とオープンする中、都心ではこんな施設も…。
店内は緑が上からつり下げられていて森のような内装になっています。さらには小鳥のさえずりも…。
まるで森の中にいるかのようなレストランです。さらに午後3時以降には店内にある焼き場を使用することが可能に。キャンプ場に行かなくてもキャンプを手軽に体験することができるといいます。
REWILDOUTDOORTOKYO、山田実基夫さん「アウトドア人口増やしたい。それを知ってもらうために東京のど真ん中に体験できるカフェを作りたいと」
利用客「夜も来てみたいですね。夜の方が体験ができそうなんで」
午後5時以降にはさらに照明も変化。バーナーを使って料理を温めるなどキャンプならではの体験も味わえるということです。