4月の有効求人倍率は1.26倍 前月より0.02ポイント低下
4月の有効求人倍率は1.26倍で3月より0.02ポイント低下しました。
厚生労働省によりますと、仕事を探す人1人あたりにどれだけの求人があるかを示す有効求人倍率は、4月は1.26倍で3月より0.02ポイント低下しました。
産業別では、製造業や教育、学習支援業などの求人が、前年の同じ月と比べて減っているほか、教育業では、物価高の影響で給食の材料費や送迎バスなどのガソリン代などが高くなり、大幅な赤字が続いているために、人件費にお金をさけないという声も聞かれるということです。
厚労省は、今回の結果に関して、「物価高により働こうとする人が増えている一方で、企業は人件費にお金がさけず、求人が減ったことが要因」と分析しています。