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熊本県内の大雨被害 詳細(午後3時発表)

2020年7月4日 16:12

熊本県内では、土砂災害に巻き込まれた2人が心肺停止、1人が重体、8人が行方不明となっています。また安否の確認ができない人も2人います。

熊本県が4日午後3時に発表した県内の被害の状況です。芦北町田川地区で土砂崩れで複数の住宅が流され、10人前後の住民の安否が確認できていませんでしたが、その後、7人が避難しているのを確認し、残る3人の行方を捜しています。

このほか、芦北町の女島で夫婦2人の行方が分からなくなっているほか、伏木で1人が意識不明の重体、1人の行方が分かっていません。

また、津奈木町福浜では土砂崩れで行方が分かっていなかった3人のうち2人が救助されましたが、心肺停止の状態です。残る1人の行方を捜しています。

また、人吉市では下薩摩瀬町で1人の行方が分からず、2人の安否が確認されていません。

一方、午前6時前に球磨村で氾濫した球磨川は、その後、氾濫場所が拡大し、上流域から下流域までのあわせて7か所で氾濫しました。このため、流域の市町村の広い範囲で住宅が床上まで浸水しています。

相良村では約20の地区が孤立しているということで、熊本県が自衛隊の派遣を要請しています。

また、八代市相良村では約20の地区が孤立していて、自衛隊の派遣を要請しています。

また、八代市坂本町では40人が孤立し、防災ヘリなどが救助にあたっています。

八代市坂本町で球磨川にかかる深水橋と坂本橋が流出したほか、人吉市でも西瀬橋の中央付近が流されたということです。