熊本で大雨続く 2人死亡、犠牲者51人に
今月4日から大雨が続く熊本県です。7日朝の雨で県の北部では新たに2人が死亡し、一連の大雨による犠牲者は51人となりました。人吉市から中継です。
県内では6日までに51人が死亡、1人が心肺停止、11人の行方がわからなくなっています。このうち2人は7日朝、水没した車の中から見つかりました。
県の北部では未明から猛烈な雨が降り、7日午前6時半過ぎ、山鹿市で、冠水した水田に車が流されているのが見つかりました。車の中から80代とみられる男女2人が救助されましたが、警察によりますとその後、2人の死亡が確認されました。現場は氾濫のおそれがある菊池川の近くです。
これまでの雨で地盤が緩んでいる恐れがあります。土砂災害などに引き続き厳重な警戒が必要です。
熊本県はこの後も大雨が続く見込みで、住民の撤去作業などに影響がありそうです。