土砂崩れで孤立…宿泊客ら下山 上高地
大雨による土砂崩れの影響で孤立している長野県松本市の上高地から、取り残されていた宿泊客など35人が下山しました。
9日午前10時すぎ、宿泊客など35人が市の職員などの誘導で崩落箇所を徒歩で渡り、その先から車を使って下山しました。上高地に通じる国道は土砂崩落により通行止めとなり、8日から宿泊客や従業員あわせて308人が取り残された状態になっていました。
土砂崩落は松本市街地から上高地へ向かう国道脇で発生し、全長40メートルにわたり土砂が流入しました。通行止めが続き、復旧のめどは立っていません。