大雨被害の人吉市にボランティアセンター
梅雨前線の影響で、11日にかけて激しい雨が降る見込みです。記録的大雨で球磨川が氾濫するなど大きな被害が出た熊本県人吉市では、10日、ボランティアセンターが開設されました。ボランティアができるのは、新型コロナ感染防止のために、熊本県内の人に限定されています。
開設された人吉市災害ボランティアセンターでは、被災者の家の後片付けなどで、ボランティア200人ほどのニーズがあるということですが、10日はボランティア希望者約50人にとどまりました。
ボランティアが派遣される人吉市や球磨村では、氾濫した球磨川の水が市街地に流れ込み、住宅などが大きな被害を受けました。
県内ではこれまでに60人が亡くなり、10人が行方不明となっています。また、12日までに大雨が予想されていて、引き続き土砂災害、河川の増水や氾濫に厳重な警戒が必要です。