“北拉致可能性”男性、国内で発見
「北朝鮮による拉致の可能性が排除できない行方不明者」とされていた東京の当時30歳の男性が先月、国内で発見されていたことがわかりました。これで「拉致の可能性が排除できない行方不明者」は、全国で875人となりました。
警視庁によりますと、1980年、当時30歳だった会社員の小山栄一さんは、東京・東村山市の自宅を出て港区の実家に立ち寄って以降、行方がわからなくなり、これまで「北朝鮮による拉致の可能性が排除できない行方不明者」とされていました。
しかし、その後の捜査で、今年3月、小山さんが国内で生存していることがわかり、身元の確認などを進めた結果、拉致の可能性が排除されたということです。
これで、「北朝鮮による拉致の可能性が排除できない行方不明者」は、全国で875人となりました。