熊本県豪雨災害から1週間 仮設住宅着工へ
熊本県でこれまでに60人の死者を出した豪雨災害から11日で1週間です。大雨への警戒が続く中、熊本県は午後から仮設住宅の建設に着手する予定です。
球磨川が氾濫した先週の大雨から1週間、降り始めからの雨は多いところで1000ミリを超えています。これまでに熊本県では60人が死亡し、9人の行方がわかっていません。また全半壊した住宅は37棟以上、床上まで浸水した住宅も4500棟以上にのぼっていて今後、更に拡大するおそれがあります。
熊本県は住まいを失った被災者のための応急仮設住宅の建設を11日午後、着手する予定です。建設されるのは人吉市に15戸、人吉市の北に隣接した山江村に25戸で、熊本地震の際のノウハウを生かし、来月中旬ごろの入居開始を目指しています。