河井被告 亀井静香氏元秘書に300万円か
去年の参院選をめぐり選挙違反をしたとして、起訴された前法務大臣の河井克行被告が、広島選出の国会議員だった亀井静香氏の元公設秘書に300万円を渡していたとみられることがわかりました。
河井克行被告は、妻・案里被告の去年の参院選をめぐり、100人に対し2900万円あまりを提供し買収したなどとして起訴されていますが、そのうちの1人が、広島選出の国会議員だった亀井静香氏の元公設秘書だったことが、関係者への取材でわかりました。
克行被告は、この元公設秘書に対し100万円と200万円の2回にわたり、あわせて300万円を提供していたとみられ、特捜部が起訴した中で最高額となります。
特捜部は、起訴段階で6人を追加していますが、そのうち1人がこの元公設秘書で、残りの5人は河井夫妻の後援会関係者らでそれぞれ5万円ずつ提供していたとみられます。