横浜市内の学校、同じ年度に生徒2人が自殺 市教委が明らかに
横浜市教育委員会は24日、市内の同じ学校で2022年度に生徒2人が相次いで自殺をしていたと明らかにしました。
横浜市では、いじめを原因に2020年に自殺した中学2年生の女子生徒をめぐって、第三者委員会から自殺後の調査など学校側や教育委員会の対応が不十分であったと厳しく批判されていました。
これをうけ、これまでの市内の学校での自殺について、いじめとの関連を再調査するなどしていますが、教育委員会は24日、このうち2件が同じ学校で、2022年度に相次いで発生していたと明らかにしました。
うち1件については遺族の意向を受けて、いじめによる自殺が疑われる「重大事態」としての調査を検討する一方で、もう1件については、外部の専門家を加え調査をしているとする一方で、遺族からいじめの被害があったという訴えはないと主張しています。
厚生労働省や自殺の防止活動に取り組む専門家などは、悩みを抱えていたら自分だけで解決しようとするのではなく、専門の相談員に話を聞いてもらうなどしてほしいとよびかけています。
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