PCR検査センター全国5か所に設置目指す
政府は、ビジネス目的の渡航再開に向けて、出国前に、新型コロナウイルスに感染していないかを確認するPCR検査センターを全国5か所に設置し、一日3000人程度の検査が可能になるよう目指していることが分かりました。
厚生労働省によりますと、ビジネス目的で海外に行く人が、出国前に、新型コロナウイルスに感染していないことを確認するためのPCR検査センターを羽田、成田、関西の各空港と、東京と大阪の中心部、あわせて5か所に設置するということです。
民間の検査機関が実施することを想定していて、一日に検査可能な人数は、羽田が500人、成田が700人、関西空港が600人、東京中心部が800人、大阪中心部が400人、あわせて約3000人となる見通しです。今年9月の設置を目指しているということです。
一方、入国する人の増加に備え,空港の検疫所で検査可能な人数についても、検疫の職員を増やすなどして、現在の2300人から1万人にまで増やすとしています。