火星探査機搭載H2Aロケット打ち上げ成功
UAE(=アラブ首長国連邦)の火星探査機を載せたH2Aロケット42号機が20日朝、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられ、打ち上げは成功しました。
H2Aロケット42号機は、20日午前6時58分に種子島宇宙センターから打ち上げられました。
ロケットはその後、搭載していたUAE(=アラブ首長国連邦)の火星探査機「HOPE」を予定の軌道で切り離し、打ち上げは成功しました。「HOPE」は、中東初の火星探査機でUAEの建国50周年にあたる来年の火星到着を目指します。カメラや赤外線、紫外線センサーを用いて火星の大気の状態を調べます。
三菱重工業が海外から受注して人工衛星を打ち上げたのは、今回が4回目です。H2Aロケットは36機連続の打ち上げ成功で、成功率は97.6%になります。