大阪の「天神祭」の神事・本宮祭が初めて、インターネットで公開されました。

大阪市北区の大阪天満宮では、天神祭の中心となる神事・本宮祭が行われ、神職や巫女らが疫病の退散などを祈願しました。

ことしは、新型コロナウイルスの影響で祭の規模が縮小されていて、およそ１００隻の船の明かりが川を照らす『船渡御』やフィナーレとなる奉納花火は中止が決まっています。

本宮祭は天神祭の中で最も重要な神事で、本来は非公開で行われますが、ほかの行事が中止となった今年は特別に、インターネットでライブ配信されました。

本宮祭が一般公開されるのは千年近い天神祭の歴史で初めてだということで、天満宮では、来年以降も続けるか検討したいと話しています。