「検査のさらなる活用や換気を」第7波にむけ“分科会”が緊急提言案
政府は新型コロナ対策を話し合う専門家の分科会を開き、第7波への緊急対策として検査のさらなる活用や換気などについて話し合っています。
山際経済再生相「ワクチンの3回目接種と感染により獲得された免疫が、徐々に減衰していくこと等により感染者数の増加が続くことが懸念されます」
分科会ではBA.5による急速な感染拡大に備え、緊急提言案が話し合われています。
具体的には、国の承認を受けた抗原検査キットを薬局で買えるようにしたり、高齢者施設など介護の現場で定期的に検査を行う体制を整える必要があるとしています。
また、帰省などで高齢者と接する人が事前の検査を受けられるようにすることを求めています。
また、室内の感染対策として空気の出入り口を確保して流れを妨げないようにする効率的な換気を呼びかけています。
政府は15日、対策本部を開き、この提言をもとに新たな対策を決定します。