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【天気】梅雨末期の危険な大雨に 低い土地の浸水や川の増水・氾濫に警戒

2023年7月7日 20:40
【天気】梅雨末期の危険な大雨に 低い土地の浸水や川の増水・氾濫に警戒

7日(金)は前日以上に暑くなりました。最も気温が上がったのは新潟県新津で37.0℃と、全国で今シーズン1番の暑さとなりました。そのほか福島と伊勢崎で36.9℃、京都で36.8℃、東京都心でも34.2℃と、各地で猛烈な暑さになりました。

猛暑のあとは大雨に警戒です。8日(土)から10日(月)にかけて、梅雨末期の危険な大雨になりそうです。

<8日(土)以降の雨の見通し>
8日(土)は、九州北部や中国、北陸を中心に、前線に伴うライン状の雨雲がかかり、激しい雨や非常に激しい雨が降る見込みです。場合によっては線状降水帯が発生するおそれもあります。さらに、9日(日)にかけても同じようなところで断続的な大雨となりそうです。その後も10日(月)にかけて雨量が増える予想で、長期間の危険な大雨になるでしょう。

●予想24時間雨量※多いところ
(8日18時まで)
九州北部 250ミリ
中国 150ミリ
関東甲信、北陸、東海 120ミリ
(9日18時まで)
九州北部 200~300ミリ
関東甲信、東海、中国 100~200ミリ
東北、北陸、近畿 100~150ミリ

特に九州ではすでに地盤が緩んでいるため、少しの雨でも土砂災害の危険性が急激に高まるおそれがあります。大雨が予想されている地域では、低い土地の浸水や川の増水・氾濫にも警戒してください。

また、くもりや雨でも気温は高く、各地で30℃以上の日が続く見込みです。非常に蒸し暑くなりますので、引き続き熱中症にも気をつけて過ごしましょう。