陸自ヘリ搭乗の10人、依然行方わからず 回収の“機体の一部”宮古島に
6日に沖縄県の宮古島沖で陸上自衛隊幹部の師団長ら10人が搭乗していたヘリコプターが消息を絶った事故で、7日も捜索が続いています。機体の破片などが見つかっていますが、依然、10人は行方不明のままです。
この事故は6日午後4時前、宮古島の基地を離陸した陸上自衛隊のヘリコプターが、およそ10分後、宮古島沖の上空で機影がレーダーから消失し消息を絶ったものです。
現場の海域では海上保安庁の巡視船5隻に加え、自衛隊の艦艇2隻と航空機8機が捜索に当たっていて、7日、新たに「陸上自衛隊」と書かれた救命ボートが発見されました。また、現場で回収された機体の一部とみられるものが7日午後、宮古島に運ばれました。
しかし依然、搭乗していた10人の行方につながる手がかりは見つかっておらず、懸命の捜索活動が続いています。