地震の活動領域拡大か 群発地震続く能登地方、気象庁が監視強める
群発地震が続く石川県能登地方では、これまで地震が起きていなかったエリアでも先月から地震が発生しています。気象庁は、活動領域が広がっている可能性もあるとみて監視を強めています。
石川県能登地方では、2020年12月から地震活動が活発となり、珠洲市では、今年6月に震度6弱の揺れを観測する地震も発生しました。
気象庁によりますと、これまで、地震が多く発生していたのは能登半島の北部が中心でしたが、先月中旬には南東の海岸沿いを震源とするまとまった地震活動があったということです。先月は震度1以上の揺れを7回観測しました。
気象庁は群発地震の活動領域が広がっている可能性もあるとみて、監視を強めています。
また、気象庁は今後も大きな地震の揺れに備えるとともに、積雪への対策をとってほしいと呼びかけています。