中継:福島県相馬市で震度6強 断水や停電…ライフラインに影響
震度6強を観測した福島県相馬市から現在の様子を伝えます。
福島県沿岸北部にある相馬市の避難所には、17日午前5時半現在、15世帯49人が避難していて、停電の中、不安な一夜を過ごしています。相馬市では、地震による死傷者も出ていて、避難中に60代の男性1人が亡くなりました。また3人が軽傷です。
さらに、市内では、7割で断水、2万戸あまりで停電していてライフラインにも影響がでています。市内の病院では、断水で、透析患者への影響も心配されています。
一方、大熊町と双葉町にある福島第一原発では、タービン建屋で火災報知器が作動しましたが、消防によると、火の気はなく放射線量を測定するモニタリングポストの値にも変化はないということです。
これまでに福島県内では1人の死亡。けが人が合わせて31人確認されています。