厚生労働省の専門家会議で22日、新型コロナウイルスワクチンの4回目接種の対象について、医療従事者と高齢者施設などの従事者に拡大する案が示されました。また、今年の秋以降に5回目接種を始めることなども検討するということです。

厚労省の専門家会議では、新型コロナワクチンの4回目接種について、医療従事者と高齢者施設や障がい者施設の従事者などに対象を拡大する案が示されました。

急速な感染拡大で、医療施設や高齢者施設などでクラスターが発生し、医療提供体制への影響が懸念されるため、などとしています。

一方、今年の秋以降、追加接種にオミクロン株に対応したワクチンを使用する準備を始めるとしたほか、高齢者などへの5回目接種についても今後、検討するとしています。

ワクチンの種類などの詳細はこれから決めるということです。