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すべての都道府県で感染者増加「最大限の警戒感を持って注視」厚労省の専門家会議

2022年7月21日 19:15
すべての都道府県で感染者増加「最大限の警戒感を持って注視」厚労省の専門家会議

新型コロナウイルスの感染状況などを分析する厚生労働省の専門家会議は、すべての都道府県で感染者が増加していて、「最大限の警戒感を持って注視していく必要がある」と報告しました。

国立感染症研究所・脇田所長「全国的にこれまでで最も高い感染レベル。医療提供体制への影響を含め、 最大限の警戒感を持って注視をしていく必要がある」

専門家会議は、全国の感染者の今週先週比は1.73で、すべての都道府県で急速な増加が続いており、今後、第6波を大きく超え過去最高を更新する地域が増えると予測されると報告しました。

また病床使用率は、大都市などで上昇傾向にあり、医療従事者の感染が増加し、医療提供体制への負荷が懸念されると指摘しました。

また、オミクロン株のBA.5が全国的に9割を超え、ほぼ置き換わったと報告されました。

NNNの調べによる21日午後6時50分現在の全国の新規感染者は18万6246人で、20日に更新した最多感染者を3万人以上上回りました。35の都府県で過去最多となっています。

また全国で新たに46人の死亡が確認されています。