通勤や通学などで多くの人が利用する東京の池袋駅。今回、西武鉄道が、ホームの壁面をレンガ調にするなど大幅にリニューアルしました。

そのワケは、今年6月、映画「ハリー・ポッター」の世界観が体験できる施設、その名も「ワーナー ブラザーススタジオツアー東京　-メイキング・オブ・ハリー・ポッター」がオープンすること。先月には、主人公・ハリーを魔法の世界へ連れて行く“ホグワーツ特急”がお披露目されていました。

この施設は、2020年に閉園した東京・練馬区の「としまえん」の跡地。その駅に向かう電車が主に発着する1･2番線ホームには、“期待感を高めるアイテム”が用意されていました。

イギリス・ロンドンにある「キングスクロス駅」をイメージしたという新たな池袋駅のホーム。ハリー・ポッターは、魔法の世界に向かうためレンガの壁を抜けますが、それをイメージした柱となっています。

また、ホームなど至る所に魔法使いやフクロウのイラストが施されてました。電灯やイスなど、細部までこだわってハリー・ポッターの魔法の世界が表現されています。西武鉄道はこの世界観を楽しんでほしいと話しています。