鹿児島27人 全員が病院クラスター関係者
鹿児島県では16日、新型コロナウイルスに新たに27人が感染していたことが分かりました。27人全員が、15日にクラスターが確認された指宿市の指宿さがら病院の関係者などです。
新たに感染が確認されたのは、指宿市の10代から90代の男女、鹿児島市の70代男性と80代女性など27人です。いずれも15日にクラスターが確認された指宿市の指宿さがら病院の医療従事者、入院患者や親族です。
確認された感染者のうち、入院していた高齢者2人は亡くなりました。このうち1人の死因は新型コロナウイルスによるものですが、もう1人はウイルスが直接的な死因ではないということです。
病院では、クラスターの発生を受け、入院患者など320人がPCR検査を受けていて、これまで42人の感染が確認されています。
鹿児島県内の感染者は、これで323人となりました。