感染者急増の北九州市 小学校でクラスター
新型コロナウイルスの感染者が急増している福岡県北九州市で、5月31日、新たに12人の感染が確認されました。小倉南区の小学校では、新たなクラスターが発生しています。
北九州市で新たに感染が確認されたのは、10代から80代の12人です。この9日間での感染者は97人となりました。
5月25日に感染が確認された門司区の80代の女性が亡くなり、北九州市での死者は4人となっています。
小倉南区の守恒小学校では、5月28日に児童1人の感染が確認されていましたが、濃厚接触者とされたクラスメイト4人の感染が新たに分かりました。
小学校は、5月25日から午前中のみの全校登校を再開していました。守恒小学校の感染者は5人となり、北九州市は「クラスターが発生した」としています。
このほか、生徒1人がそれぞれ感染していた小倉北区の思永中学校と小倉南区の企救中学校でも、新たに生徒1人ずつの感染が確認されています。