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無罪主張の河井前法相夫妻、初公判の様子は

2020年8月25日 20:30
無罪主張の河井前法相夫妻、初公判の様子は

去年の参議院選挙で票の取りまとめなどを依頼する目的で現金を提供したとして公職選挙法違反の買収の罪に問われている前法務大臣・河井克行被告と妻・案里被告の初公判が25日、東京地裁で行われ、2人は起訴内容を否認し無罪を主張しました。

裁判は午前10時すぎに始まり、克行被告は以前より痩せた様子で黒っぽいスーツにワイシャツ姿、案里被告は黒っぽいスーツ姿で入廷しました。起訴内容について問われると、克行被告は「選挙運動を依頼する趣旨で供与したものはないと、認識いたしております」と無罪を主張しました。

克行被告の弁護士は、「現金を受けとった人は一人も起訴していない。公正さを著しく害する公訴提起である」などと主張し、裁判の打ち切りを求めました。

案里被告は「私は夫と共謀したことはありませんし、私の当選を目的として選挙運動を依頼し、現金をお渡ししたことはありません」などと述べ、無罪を主張しました。

検察側は冒頭陳述で、克行被告が使用しているパソコンで、現金を提供した人と金額についてリストを作り、『あんり参議院議員選挙’19』という名称のフォルダー内に保存していたなどと指摘。およそ70分間にわたり、買収相手とされる100人の実名を挙げて詳細を述べました。

初公判は午後2時前に終わりました。克行被告と案里被告の弁護士は、25日、それぞれ3回目の保釈請求を行いました。