寿都町長「9月中の最終判断は難しい」
いわゆる、核のごみの最終処分場の選定をめぐり、北海道の寿都町は26日、経済団体や町議会議員との意見交換を開きました。その結果、寿都町長は「9月中の最終判断は難しい」との考えを示しました。
寿都町は26日、最終処分場の調査への応募の検討について町議会議員などと意見交換しました。
参加者の声「文献調査だけやる、20億円だけもらって逃げようという魂胆でしょ。それはおかしいでしょ」
片岡町長は当初、この意見交換会で調査に応募するかある程度の方向性を出して、早ければ9月中にも最終判断をしたいとしていました。
片岡町長「議会ともう少し議論を煮詰めていく。その上に立って最終的に判断したい。きょうの雰囲気からすると(最終判断は)9月中はまずは無理だろう」
今後の住民説明会で、どこまで町民の理解が得られるかが焦点です。