「無料期間あるうちに接種を」子宮けいがんワクチンについての展示…医師自ら説明 国立成育医療研究センター
年間3000人が亡くなる子宮けいがん。これを防ぐためのワクチンについての展示です。
国立成育医療研究センターのロビーには、子宮けいがんを防ぐためのHPVワクチンなどの解説コーナーが、今月いっぱい設けられ、医師自ら説明にあたっています。
HPVワクチンは原則3回接種が必要で、費用は合計およそ9万円ですが、小学6年生から高校1年生相当の女性は、公費の補助があり、無料で接種できます。
また、キャッチアップ接種という期間限定の仕組みがあり、今年度17歳から27歳になる女性も、今月中に1回接種すれば、残る2回も来年3月まで無料になります。
このワクチンの接種率が高い海外では、子宮けいがんが撲滅に近づいているという報告もあるということです。
国立成育医療研究センター・幾瀬樹医師
「有効性が非常に高いワクチンですので、無料の期間があるうちにしっかり接種を終わらせていただければなと思います」