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2児の母・安田美沙子 不妊治療を経験 夫婦でぶつかるも「2人の問題」として話し合えた

2025年2月24日 22:10
2児の母・安田美沙子 不妊治療を経験 夫婦でぶつかるも「2人の問題」として話し合えた
オンラインイベントで安田美沙子さんが自身の経験を語る
タレントの安田美沙子さん(42)が22日、こども家庭庁主催の『不妊症・不育症のこと オンラインフォーラム』に出席。自身の不妊治療の経験や夫婦間の関係を保つために大切にしていたことを明かしました。

妊活・不妊治療を経て、妊娠・出産を経験し、現在は2児の母である安田さんは「2016年くらいですかね? あんまり言っちゃいけないような雰囲気があったり、隠さなきゃという気持ちがあったんですけど、友達に話してみたりすると周りにすごくいっぱいいて、不妊治療している人が。“こんなにいるのに、なんでみんなオープンにしないのかな”っていう気持ちになって、だんだんオープンにしていったら“何でそんなにオープンに話すんですか?”と言われた。でも珍しくなくて、当たり前の感覚にみなさんなってほしいなと思って、共有できればと思います」と語りました。

自身の体のために心がけたことを聞かれると、「一番気をつけたのは、冷え性対策です。元々子宮内膜症だったので冷えやすかったんです。夏でもエアコンがおそろしくて、新幹線ではブランケット、腹巻き、レッグウオーマーをしたり。あとショウガの紅茶を持ち歩いていたり、常にぽかぽかして汗をかくくらいのことをしたり、はりをしたり」と、体を冷やさないよう、できることはすべてしたといいます。

また、“不妊治療中に夫婦やパートナー間の関係を良好に保つために重要なこと”について安田さんは「思い返すと思いやれなかったなってすごく思うんです。思いやる余裕がまったくなかった」と回顧。

続けて「うちは本当にぶつかって、途中からメールに切り替えたんです。感情が乗っかってしまうので、メールで冷静に話し合って。最終的に私が“これって私の問題じゃないよね? 2人の問題だよね?”と送った時に、主人が“はっ!”となったんです。それまでもちろんサポートはしてたんですけど、それに気づかなかった。自分も当事者なんだとそこで分かってくれて、そこから変わった。とことん話し合って、向き合って結果よかったなと思っています」と振り返りました。

さらに、夫婦だけのルールや習慣について「どちらかの誕生日に必ず人間ドックに夫婦で行くようにしています。毎年年に1回は子供を預けて、人間ドック行って、終わったらおいしいご飯を食べて帰るっていうのを絶対にするようにしています」と明かしました。
最終更新日:2025年2月24日 22:10