昼間は日差しが出て暖かく感じても、日が沈むと空気が冷たくなって、冬が近づいていることを実感します。16日は東日本の山沿いでも冬景色となりました。

15日夜から16日朝にかけては関東の山沿いでも雪が降り積もったところがありました。札幌と室蘭からは初雪の便り、また、群馬県の武尊山からは初冠雪の便りが届き、季節の歩みはゆっくりですが、それでも着実に冬が近づいてきています。

この雪を降らせた雲は、日本海に出ている寒気の筋状の雲です。この雲で東日本の山沿いや、北日本は平野部でも雪が降りました。

17日はこれらの寒気の雲は次第に弱まっていくでしょう。北日本や日本海側の天気は回復に向かいそうです。ただ、東シナ海には大きくまとまった雨雲が進んできます。これは前線の雨雲です。17日は沖縄や奄美で雨が降り、雷を伴って激しく降るところがありそうです。

予想気温は全国的に前日と同じくらいでしょう。朝と昼との気温差が大きくなりますので、服装で上手に調節するようにしてください。