東京都心や横浜で今シーズン一番の冷え込みに 標高の高い山では雪化粧も
16日(水)朝の関東地方は、放射冷却の影響で冷え込みが強まり、東京都心でも最低気温が8.3℃と、今シーズン一番の冷え込みとなりました。
16日(水)朝は、関東の広い範囲で晴れて、地上の熱が上空へ逃げる「放射冷却」が強まりました。この影響で各地で冷え込みが強まり、東京都心では午前6時過ぎに最低気温8.3℃を記録し、今シーズン一番の冷え込みとなりました。
そのほか、さいたまで4.8℃、横浜で9.3℃、銚子で9.0℃など、南部を中心に所々で今シーズン一番の冷え込みを記録しています。
■標高の高い山では雪も
そして、関東の平野部では晴れたものの、北部の山沿いでは昨夜からけさにかけて日本海側から雨雲が流れ込み、標高の高い山では雪の降った所がありました。
群馬県の武尊山では、けさ、平年より9日遅い初冠雪が観測され、みなかみ高原に設置された情報カメラからも、山々が白く雪化粧している様子が見られました。
■日中は気温上昇 日差し暖かく
ただ、日中は日差しとともに気温が上昇。予想最高気温は関東の各地で16℃~17℃となっていて、師走の寒さとなった前日と比べて、日中は大幅に気温が上がり、日差しが暖かく感じられそうです。
朝晩と日中の寒暖差が大きくなりますので、体調の変化にはお気を付けください。