「なかったらさみしい」…東海道新幹線ワゴン販売終了を惜しむ声 10月末まで
チャイムが約20年ぶりに新しくなったばかりの東海道新幹線。8日、車内での「ワゴン販売の終了」が発表されました。
ワゴン販売といえば、新幹線での“旅の醍醐味”のひとつ。車内販売がなくなることを「知らなかった」と言う人や、終了を惜しむ人も。
50代
「主張で東京行って、仕事終わってお疲れさんでアルコール系ですよね。もう一杯ほしいなという時にありがたい」
70代
「なかったらさみしいな」
60代
「帰りのビールの一杯がうまくてね」
JR東海によりますと、2018年度までの10年間、乗客の数は増えていたものの、ワゴン販売の売り上げは半減していたといいます。さらに、乗車前に購入した商品の持ち込みも増えていたことや、将来的な労働力不足をみすえワゴン販売の終了に踏み切ったということです。
あの“キンキンに冷えたビール”を新幹線で飲むことはできなくなるのか……。
そうした声に応えるため、JR東海が新たに始めるのが「モバイルオーダーサービス」です。こだま以外のグリーン車限定ですが、座席に設置された2次元コードをスマートフォンなどで読み込めば、食事や飲み物を注文することができるようになるということです。
ただ、街の人に聞いてみると、不安を口にする人もいました。
40代
「(携帯を)使える人はいいけど、使えない人はちょっと不便かもしれないですね」
新幹線のワゴン販売は今年10月末で終了し、11月から新サービスに切り替わるということです。