東京都は、新たに１４１人が新型コロナウイルスに感染していたと発表しました。また、都立高校で生徒７人の感染が明らかになりました。

東京都内の新たな感染者は、１０歳未満から８０代までの男女１４１人で、このうち６割近い８３人は、今のところ感染経路が分かっていません。

判明している感染経路では、家庭内感染が２３人で最も多く、次いで学校や病院などの施設内感染が９人、会食や飲み会で感染した人は７人でした。

１０歳未満の子どもの感染が１３人と多く、このうち５人は都内４か所の保育園でそれぞれ感染したほか、２人は同じ英会話教室で教師から感染していました。

都内の感染者は２万１１２８人となりました。

一方、２３区内にある都立高校では生徒７人の感染が明らかになり、保健所は、クラスターが起きたとみて、濃厚接触者の生徒らの検査を行って調べています。都立高校で７人の感染確認は、これまでで最も多く、学校は２日から４日まで、臨時休校としました。

都によりますと、政府による一斉休校が６月１日にあけて以降、都立学校では生徒５０人、教職員１７人の感染が確認されているということです。