台風10号接近 暴風域の奄美大島から中継
大型で非常に強い台風10号について、気象庁は、暴風によって千葉県で甚大な被害が出た去年の台風15号を上回る勢力で九州に接近するとして、最大級の警戒を呼びかけました。暴風域に入った鹿児島県の奄美大島から中継です。
6日午前11時半現在、奄美地方北部と南部が暴風域に入っており、喜界島では最大瞬間風速38.6メートル、奄美市笠利では37.0メートルを観測しています。また、十島村と種子屋久地方は昼前、大隅地方は昼過ぎ、薩摩地方は夕方に暴風域に入る見込みです。
現在、三島村と垂水市の全域と西之表市の一部に避難指示が、県内の広い範囲に避難勧告が出されており、県内で3195世帯・6267人が避難しています。
また種子島の西之表市では道路脇の電柱が倒壊し、周辺の道路が通行止めになっているという情報も入っています。
県内全域、風や雨は今後さらに強まる予想です。引き続き、厳重な警戒が必要です。