土砂崩れ4人不明 機動隊の救出活動始まる
台風10号は九州を中心に被害をもたらしました。宮崎県の椎葉村で山が崩れ、住宅と建設会社の事務所が土砂にのみ込まれました。この住宅に住む4人と連絡が取れなくなっています。椎葉村の現場から伝えます。
椎葉村や県によりますと、7日午前6時ごろ、消防団から「土砂崩れが起きている」と通報がありました。現場では、住宅1棟と建設会社の事務所、それに倉庫が土砂にのみ込まれ、この家に住む70代の男性が肋骨(ろっこつ)を折るけがをしています。また、男性の妻と長男、ベトナム人従業員の男性2人、合わせて4人と連絡が取れなくなっています。
県警は、午後3時ごろから機動隊による救助活動を始めました。椎葉村では土砂災害警戒情報が引き続き出されており、二次災害に注意しながらの捜索活動が続きます。