上野動物園 新施設「パンダのもり」が完成
上野動物園に新しいパンダの飼育施設「パンダのもり」が完成し、8日の一般公開に先立ち、7日、完成記念式典が行われました。
東京都・小池知事「パンダのもりで暮らすパンダたちが、来園者の心を癒やして明日への活力を養う、そのような存在となることを心から願っているところであります」
7日に公開された新しいジャイアントパンダの飼育施設「パンダのもり」は、ふるさとの中国・四川省をイメージしたつくりになっていて、敷地面積は現在のパンダ舎のおよそ3倍となりました。
東京都の担当者は「パンダの飼育環境が良くなり、繁殖活動の向上にもつながる。来園者にはより臨場感を感じてもらえる施設となった」と話しています。
「パンダのもり」という名称には緑豊かな「森」と希少動物であるジャイアントパンダを「守」っていけるようにという、2つの意味が込められているということです。