“ボウガン”事件多発 法規制を議論へ
ボウガンを使った事件が相次ぐ中、警察庁は、ボウガンの法律での規制を議論するため、有識者による検討会を設けることを決めました。
ボウガンをめぐっては、今年6月、兵庫県宝塚市で4人が撃たれ死傷する事件が発生するなど、この10年ほどの間にボウガンが使用された事件は32件確認されています。
一方、ボウガンの所持は、銃刀法など現在の法律では規制されていません。
こうした状況をふまえ、警察庁は、ボウガンの所持や流通について法律による規制の必要があるかなどを議論するため、有識者による検討会を設置することを決めました。
年末までに4回程度検討会を開催し、報告書をとりまとめる予定で、警察庁は、その結果をふまえ今後の対策を決めることにしています。