核のごみ調査 北海道・神恵内村が応募検討
北海道・神恵内村の商工会がいわゆる「核のごみ」の最終処分場選定に向けた調査への応募を検討するよう村議会に請願していたことが分かりました。この問題をめぐる動きが表面化したのは、寿都町に続いて2例目です。
神恵内村商工会によると、核のごみ・高レベル放射性廃棄物の最終処分場を選ぶための文献調査について、応募を検討するよう今月8日に村議会へ請願書を提出しました。
神恵内村商工会・上田道博会長「20億の話がでたから始めたということではない。人と仕事、そうすることによって経済が回る」
調査応募への検討は、同じく泊原発に近い寿都町に続き2例目です。
神恵内村・高橋昌幸村長「(核の最終処分場は)今までも、私自身関心をもっていた」
神恵内村では今月15日から始まる定例村議会で審議して、採択されれば文献調査応募の検討を始める見通しです。