尖閣諸島周辺に中国海警局の船2隻が侵入 連続侵入時間が過去最長
沖縄県・尖閣諸島周辺の日本の領海に22日から中国海警局の船2隻が侵入していますが、25日未明、連続侵入時間が過去最長となりました。
海上保安庁によりますと、今月22日、尖閣諸島・大正島の南西で、中国海警局の船2隻が領海に侵入しました。
その翌日、別の船2隻が領海内で交代し付近を航行している乗組員2人を乗せた日本の漁船1隻に近づこうとする動きを見せながら領海侵入を継続しています。
中国海警局の船による連続侵入時間は25日午前1時52分時点で、64時間18分となり、これまで最長だった今年7月の64時間17分を上回り、日本が尖閣諸島を国有化して以降最も長くなりました。
海上保安庁の巡視船が領海からの退去要求などを行い、日本漁船の安全を確保しているということです。