海保と米沿岸警備隊が連携 グアム沖で日本漁船乗組員を救助
グアム沖で緊急搬送が必要な腹痛を訴えた日本の漁船の乗組員の男性が、海上保安庁とアメリカの沿岸警備隊の連携により救助されました。
7日午後、グアム沖にいた日本の漁船から「乗組員1人が腹痛を訴えていて、病院に搬送したい」と、船会社を通じて海上保安庁に通報がありました。
当時、グアム沖ではアメリカの沿岸警備隊との合同訓練を終えた海上保安庁の巡視船が付近を航行していて、現場にかけつけて応急処置を行ったということです。
乗組員の男性は急性胆のう炎または急性虫垂炎の疑いがあり、緊急搬送が必要なことから、海上保安庁はアメリカの沿岸警備隊に協力を依頼し、男性は、ヘリコプターでグアムの病院に搬送されました。
海上保安庁は、「今後もアメリカ側と連携・協力を進めていく」としています。