スポーツ庁が実施した調査で、週に1度はスポーツをしたいのにできていない人が20代から40代の女性に多いことがわかりました。

去年11月にスポーツ庁が男女およそ4万人を対象に行ったスポーツ実施状況の調査によりますと、スポーツを週に1度以上したい人は全体で66.6パーセントいるのに対し、実際にスポーツをしている人は52.5パーセントと14ポイントほど少ないことがわかりました。

中でも、20代から40代の女性では、その差がおよそ20ポイントと大きくなっていました。

また、今回初めて都道府県別の実施率も公表され、週に1度以上スポーツをしている人は東京都が56.6パーセントでトップでした。

一方、実施率が最下位だったのは福井県の45パーセントで、スポーツ庁は、「地方は車社会でスポーツをする機会が少なくなっているのではないか」と分析しています。