放火も…寿都町“核ごみ”調査へ応募表明
いわゆる「核のごみ」の最終処分場選定を巡る「文献調査」への応募について、北海道寿都町の片岡春雄町長が8日、「文献調査」への応募を表明しました。
一方、8日未明、その片岡町長の自宅に火が放たれる事件があり、その後、警察は、寿都町のアルバイト従業員・東田敏雄容疑者(77)を現住建造物等放火未遂の疑いで緊急逮捕しました。
町長宅は、寝室の窓枠や網戸の一部が焼けましたが住宅内には燃え広がらず、けが人もいませんでした。警察は、東田容疑者の認否を明らかにしていませんが、事件の背景に寿都町の「核のごみ」最終処分場の文献調査への応募の動きがあるとみて捜査しています。