大雨警報 去年被害、屋根にまだシートが…
気象庁は10日午後5時、伊豆諸島の三宅島と御蔵島では、台風14号の影響で、「これまでに経験がないような大雨になっている」として、「警戒レベル5」にあたる大雨特別警報を発表しました。
一方、千葉県館山市からは記者が中継でお伝えします。
千葉県内では館山市と南房総市に大雨警報が出されています。私がいる館山市の布良地区は去年9月の台風15号で建物の9割以上に被害が出た地域です。現在も、解体が予定されている家屋や空き家などでは、屋根にブルーシートがかかったままの状態となっています。
また、近くに住む女性は「去年の被災したこともあり、すぐ避難できるように荷物をまとめて準備していたが、台風が南にそれていき少しホッとした」とも話していました。
今後も、千葉県では多いところで1時間に30ミリの雨が予想されており、引き続き、大雨と土砂災害に警戒が必要です。