気象庁「たまたま」 震度5弱以上の地震が相次ぐ…“日頃から地震への備えを”
先月は全国各地で震度5弱以上の地震が相次いで発生しました。気象庁は短期間に地震が相次いだ事例はこれまでもあり、「たまたま」との見方を示しましたが、日頃から地震への備えをしてほしいとしています。
先月は、石川県で震度6強の地震があったほか、千葉県でも震度5強の揺れを観測するなど全国各地で地震が相次ぎ、震度5弱以上の地震はあわせて6回ありました。
気象庁は、8日の会見で、2015年と2017年にもおよそ1か月の間に震度5弱以上の地震が5回発生した事例があると説明しました。
気象庁・下山利浩地震情報企画官「色んなところで、特に(人が)住んでいる近くでたまたま(地震が)起きたと考えている」
それぞれの地震については、メカニズムも異なるため「直接的な関係はない」としています。
一方、想定される巨大地震との関連については「わからない」としながらも、日本は、いつどこで地震が起きてもおかしくないため気象庁は、家具の固定など日頃から地震への備えを進めてほしいと呼びかけています。