参議院議員の河井案里被告の裁判に、夫で、元法務大臣の克行被告が証人として出廷しています。東京地裁前から中継です。

克行被告は検察側の証人尋問で、ほぼすべての質問に対し、証言を拒否し続けています。

その中で、案里被告が１人で現金を渡したとされる内容についての質問には、「私は妻が誰にお金を差し上げたか知りません」と述べました。

公職選挙法違反の罪で起訴されている河井案里被告の裁判に、共犯で起訴されている夫で元法務大臣の克行被告が、証人として出廷しています。

克行被告は検察側から質問されるたびに「刑事被告人という立場におかれているので、必要なことについて、自分自身の裁判で申し上げていきたい」などと繰り返し述べ、ほぼすべての質問に対し証言を拒否し続けています。

その中で、案里被告が１人で現金を渡したとされる内容についての質問に対しては、答える場面がありました。

検察官から「平本徹県議に案里被告が現金を渡したか知っていますか」と問われると、「裁判長！妻がどなたに渡したか知りません」と答えました。

また、「案里被告から聞かされたことはありませんか」と問われると、「ありません」と述べました。

その後、案里被告が１人で渡したとされている、他の県議についても同様に答えました。