17日も桜の便りが続々と届いています。愛知・名古屋市では17日午前、桜の開花が発表されました。一方、東京・墨田区の東京スカイツリータウンでは、どんな天気の日でも楽しめる施設がオープンしました。

　　　◇◇◇

愛知・名古屋市では17日午前、桜の開花が発表されました。16日と比べると、ぐんと気温は下がりましたが、観測史上1位タイの早さです。

名古屋地方気象台　常盤実さん
「10輪以上ありますので、本日開花となります」

17日は、ほかにも京都・高知・甲府・熊谷でも桜の開花が発表されました。京都では観測史上2番目に早い開花となりました。

開花から3日たった東京では、上野公園の桜も見頃に近づいています。こうした中、花見客が気にしていたのは天気。18日にかけて雨が降る上に、気温は10℃までしか上がらず、季節は逆戻りしそうです。

花見客
「夕方から雨なんで、早いうちに（花見を）やっとこうかな」

　　　◇◇◇

そんな中、どんな天気の日でも楽しめる施設「みんなの遊び場ソラフルパーク」が17日、東京・墨田区の東京スカイツリータウンにオープンしました。

1つは北極や火山などを表現したダイナミックな遊具が特徴のエリア「ちきゅうのにわ」です。外の公園と同じように、めいっぱい体を使って遊ぶ子どもたち。キッチンや電車のおもちゃもあり、思い思いの遊びに没頭していました。

来場者
「きょうからオープンと聞いたので、ショッピングの合間にこられたらいいな」
「外と中が一体感あって、とても楽しめる」

砂場や屋外スペースもあり、自然とふれあうこともできます。

そして、最新のAR技術を使って遊べるエリア「HADO ARENA　ソラマチ」もあります。プレーヤーに見えているのは、まるでアニメやゲームのような世界！　エナジーボールで攻撃したり、シールドで守ったりしながらバトルが楽しめます。体験した子どもは「AIとバトルとかした。リアルに出てて楽しかった」と話しました。

　　　◇◇◇

岐阜・各務原市の水族館「アクア・トトぎふ」では、ちょっと変わったお花見も。展示されているのは、花のような模様のあるエイ「フラワータイガースティングレイ」です。

エイの姿を見た子どもからは、「花に見える」「かわいい」といった声も上がりました。花見の季節にあわせ、期間限定で展示されています。

担当者は水族館ならではのお花見を楽しんでほしいと話していました。