来年３月、マイナンバーカードを保険証として使う仕組みが始まるのに備え、大臣が顔認証の手順を体験しました。

メーカー担当者「スタートボタンを押していただいて。顔認証のボタンを押していただいて」

田村厚労相「完了？わ、早いですね。これで終わり？」

田村厚労相と平井デジタル改革担当相は、機器に自らのマイナンバーカードを入れ、顔認証の手順を体験しました。

政府は来年３月、一部の医療機関と薬局で、マイナンバーカードを保険証として使う仕組みを始める予定で、読み取り機器を無償で提供しています。

患者が顔認証の際に同意すれば、過去に処方された薬や人間ドックなどの情報を医師が共有します。

なお、マイナンバーカードを保険証として使うには、一度、登録の必要があるほか、読み取り機器を導入しない病院などでは、引き続き、保険証を使うことになります。