国交省など“道路陥没”後、初の住民説明会
先月、東京・調布市の住宅街で道路が陥没した問題で、国交省とNEXCO東日本・中日本は6日、問題発生後初めてとなる住民説明会を行いました。
この問題は、調布市で住宅街の道路が陥没し、その後の調査で近くの地中に長さ30メートルの空洞が見つかったものです。
6日の説明会は、国土交通省、NEXCO東日本・中日本の3者で、陥没箇所周辺に住む、事前に案内が配られた住民を対象に実施されました。
参加した住民「(質問には)ほとんど答えてもらえなかった。どうしてもっと緊張感を持って、私たちのことを考えないのか不思議ですね」
参加した住民「(謝罪は)通行止めしてごめんなさいっていう感じですよね。もう本当に怒りでいっぱいになりました」
住民らによりますと、陥没の経過と、現在、行われている調査について説明があったということですが、陥没と工事の因果関係や補償についての説明には至らず、主催者側は、まずは原因究明を進めたいと説明するにとどまったということです。