横田拓也さん“拉致問題を自分の事として”
北朝鮮による拉致被害者、横田めぐみさんの弟・拓也さんは、7日、東京都内の中学校で講演し、「拉致問題を自分の事として捉えてほしい」と中学生に訴えました。
横田拓也さん「拉致されためぐみですが、家族の中では本当にひまわりのような存在でした。もし自分だったら、この問題をどう捉えなくてはいけないのかということを、改めて、受け止めていただきたいなというふうに思っています」
横田拓也さんは43年前、姉のめぐみさんが13歳で北朝鮮に拉致された時と同じ中学生に対し、拉致問題進展のためには若い世代の声が必要だと訴えかけました。
講演のあとには交流会も開かれ、参加した生徒からは「もし自分の家族が拉致されてしまったらすごくつらい」「今の自分にできることを考えて行動していきたい」という声が聞かれました。