熱海土石流 来年夏の終わりに警戒区域解除の方針
去年7月、静岡県熱海市で起きた土石流災害で、原則立入禁止となっている警戒区域の解除に向けた住民説明会が開かれ、来年の夏の終わりに解除する方針が示されました。
去年7月3日に発生した土石流災害で、熱海市は警戒区域を設置して住民の立ち入りを制限し、132世帯、235人が今も避難生活を強いられています。
説明会では、国が設置する砂防ダムが来年3月に完成予定であることや、崩落した盛り土付近に残る残土撤去が来年5月ごろまでには完了する見込みであることなどが説明されました。
熱海市の斉藤市長は、安全が確保された場合、来年夏の終わりごろまでに警戒区域を解除したいとの方針を示しました。