東京都は、新たに３７４人が新型コロナウイルスに感染していたと発表しました。都内の感染者は、３日連続で３００人を超え、大学の運動部では複数のクラスターが発生しました。

東京都内の新たな感染者は、１０歳未満から８０代までの３７４人で、感染者が３日連続で３００人を超えるのは、第二波に見舞われた８月上旬以来の多さです。

感染経路別では、家庭内感染が６１人で最も多く、次いで施設内感染が５５人、職場内感染は２４人でした。

駒沢大学のサッカー部では、部員とコーチあわせて２３人の感染が判明し、サッカー部で、これまでに２４人が感染するクラスターが発生したほか、国士舘大学の空手部でも、部員５人の感染が確認され、空手部の感染者は６人となりました。また、別の大学の運動部でも３人の感染が確認されています。

都内の感染者は３万４１４４人となりました。都の担当者は、「夏の第二波のピークに近い状態にある。ここがスタートとなって、さらに増えると非常に危険で、感染予防を意識して行動してもらいたい」と注意を呼びかけています。