次世代型路面電車LRT走行中の車内を初公開 宇都宮市~芳賀町で26日に開業へ
栃木県宇都宮市などで整備が進められてきた次世代型路面電車(=LRT)が26日に開業するのを前に、21日、報道関係者向けの試乗会が行われました。
LRTは渋滞緩和などを目的に、宇都宮市と隣接する芳賀町の間14.6キロで5年前から整備が進められ、26日に開業します。
開業準備も大詰めを迎え、本番のダイヤに近い形で試運転が行われていますが、21日は初めて走行する車内が公開されました。
路面電車がなかった街に、新たに路面電車が開業するのは国内で75年ぶりで注目される一方、工事の遅れなどから2度開業が延期されました。
当面、朝は8分間隔、日中などは12分間隔で運行する予定ですが、マイカーの利用者をLRTに呼び込みCO2の削減などにつなげられるかが課題となっています。